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NASA高官、「民間の超大型ロケットが飛ぶならSLSは中止する」
AC0x01曰く、 開発遅延や予算超過に悩まされるNASAの超大型ロケット「SLS」について、NASA高官はSpaceXやBlue Originの超大型ロケットが成功するのであれば、計画を中止すると発言しているようである(Business Insider、NextBigFuture.com)。
これは、米Business Insider紙が17日にNASAのStephen Jurczyk氏の発言として報じたもの。NASAは2011年よりスペースシャトルやコンステレーション計画の後継となる超大型の有人ロケット「SLS」を開発しているが、初打ち上げが2017年から2020年に遅延する一方、開発費は既に119億ドル(1兆3千億円)に達しており、2021年までにさらに40〜50億ドルが必要だとみられている。
その一方で、米国ではSpaceXのBFRやBlue OriginのNew Glennといった民間企業による超大型ロケットの開発が進められており、いずれも2020年代前半の打ち上げが計画されている。これらのロケットの開発も必ずしも順調というわけでもないが、SLSよりはコストも抑えられると予想されている。NASAがロケットを完全に民間に委ねる日も遠くないのかもしれない。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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