MRKホールディングス 2Qは販売施策の拡充により増収を達成

2018年11月15日 10:18

印刷

記事提供元:フィスコ


*10:18JST MRKホールディングス---2Qは販売施策の拡充により増収を達成
MRKホールディングス<9980>は13日、2019年3月期第2四半期(18年4-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比17.9%増の86.18億円、営業損失は5.19億円(前年同期は5.14億円の利益)、経常損失は5.65億円(同4.61億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は7.04億円(同6.23億円の利益)となった。

婦人下着及びその関連事業の売上高は73.29億円となった。体型補整下着の主力製品「Curvaceous(カーヴィシャス)」が好調な受注に対して生産ラインの拡充が遅れ、先行投資費用の回収に至らなかった。一方、新規顧客の獲得では、東京・大阪・名古屋など都市部を中心にテレビCMを放映する等のメディアプロモーションの強化で、新規来店客数が前年同期比31.7%増となった。店舗展開では、同社初の新規専門店「Avenir MARUKO 新宿センタービル店」を開設した他、大宮店、広小路伏見店等5店舗を新設するとともに、上野店等18店舗を大規模リニューアルし店舗環境の整備を推進した。また、商品展開では、商品ラインナップの拡充が着実に進んだ。
なお、下半期は生産体制が整い、概ね初期計画通りに推移する見込み。2013年3月期に決算期変更を行って以降、下半期としては、最高の営業利益を見込んでいる。


マタニティ及びベビー関連事業の売上高は12.97億円となった。自社ECサイト及び大手ショッピングモールでの販売が堅調に推移し、ベビー向けの商品販売では、アパレルからベビーカー等の関連商品まで幅広い商品の拡充により、前年同期比36.2%増と好調に推移した。

2019年3月通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高は前期比24.7%増(前回予想比3.6%減)の186.00億円、営業利益は同83.9%減(同89.6%減)の1.45億円、経常損失が1.10億円、親会社株主に帰属する当期純損失が同3.90億円としている。《SF》

関連記事