【株式市場】NYダウの602ドル安を受け日経平均は一時785円安のなか好業績株などを選別

2018年11月13日 12:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万1554円45銭(715円43銭安)、TOPIXは1625.09ポイント(46.86ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億1397万株

 11月13日(火)前場の東京株式市場は、NYダウの602ドル安を受け、株価指数の先物が先行安となり、日経平均は384円安で始まったあとも大きく下押し、9時30分にかけて785円23銭安(2万1484円65銭)まで急落した。自動車株や大手銀行株の中には、その後も下値を探る銘柄があったが、花王<4452>(東1)やソフトバンクグループ<9984>(東1)などは回復傾向に転換。日経平均は下げ幅700円前後(2万1540円前後)で一進一退となった。前引けは715円43銭安(2万1554円45銭)。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安いが、東証2部指数は高い。

 好業績株や材料株が個別に注目され、GMOクラウド<3788>(東1)は12日発表の第3四半期決算の大幅増益などが注目されて急伸。メディアフラッグ<6067>(東マ)は8日発表の第3四半期決算と業績見通しの増額などが評価されて上場来の高値。ナビタス<6276>(JQS)は業績見通し増額などが注目されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は8億1397万株。売買代金は1兆3612億円。1部上場2111銘柄のうち、値上がり銘柄数は183銘柄、値下がり銘柄数は1893銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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