日経平均は15円安でスタート、ファナックや昭和電工が売られる

2018年11月9日 09:40

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22471.31;-15.61TOPIX;1680.54;-0.71

[寄り付き概況]

9日の日経平均は前日比15.61円安の22471.31円と下落して取引を開始した。8日の米国市場ではダウ平均は10.92ドル高の26191.22、ナスダックは39.87ポイント安の7530.89で取引を終了した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円安の22465円。円相場は1ドル113円90銭台後半で推移している。寄付きの日経平均は、シカゴ先物にサヤ寄せする格好からやや利食い優勢の展開で開始している。日経平均は22500円を前に、戻り売り圧力が強まる一方で、本日は決算を通過したメルカリ<4385>、サンバイオ<4592>などに個人投資家の関心が向かっていることで、マザーズ指数の上昇率は前日比1%高となっている。

業種別では、石油・石炭製品、鉱業、非鉄金属などが下落している一方、水産・農林業、陸運業、倉庫・運輸関連業などがプラスで推移している。売買代金上位では、昭和電工<4004>の下落が目立ち、資生堂<4911>、ファナック<6954>、ダイキン工<6367>などが下落している。一方、楽天<4755>、キヤノン<7751>などが上昇している。《US》

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