トヨタと西鉄、マルチモーダルモビリティサービス「my route」実証実験開始

2018年11月5日 08:53

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記事提供元:エコノミックニュース

 西日本鉄道(西鉄)とトヨタ自動車は、交通および店舗・イベント情報のサービサー8社と協力し、2018年11月1日よりスマートフォン向けマルチモーダルモビリティサービス「my route(マイルート)」の実証実験を福岡市で開始する。

 「my route」は、バス・鉄道・地下鉄など公共交通機関、自動車(タクシー・レンタカー・自家用車など)、自転車、徒歩など、多様な移動手段を組み合わせてルートを検索し、必要に応じて予約・決済まで行なうことで、移動をサポートするスマートフォン向けのサービス。

 現在の街の移動には「目的地までの複数の移動手段(バス・鉄道・地下鉄、タクシー、レンタカー、サイクルシェアなど)をまとめて検索できない」「店舗・イベントなどの目的地探し、目的地までの移動ルート検索、移動手段の予約・支払いが一貫のサービスとして利用できない」など、不便な面がある。

 その問題に着目したmy routeは、「店舗・イベント情報の提供」から実際の「移動手段の検索・予約・決済」まで、移動に関する一連の機能をひとつのアプリで提供し、福岡市内における「円滑な移動のサポート」や「街の賑わいの創出」への貢献を目指す。

 今回の実証実験において、トヨタはアプリと決済プラットフォームの開発・運営、トヨタのレンタカーの情報提供を担い、西鉄は自社が運行するバスの位置情報や、西鉄グループが持つ店舗・「天神サイト」などのイベント情報の提供を行ない、アプリ内限定で福岡市内フリー乗車券のデジタル版を西鉄として初めて販売する。

 

 西鉄とトヨタは本実証実験を通し、マルチモーダルモビリティサービスの実用性や改善点について検証し、生活者や観光客にとって利便性の高いサービスの提供について検討していくとしている。

 具体的な実証実験およびサービスの内容は、福岡市およびその周辺地域のバス・鉄道・地下鉄など公共交通、自動車(タクシー・レンタカー・自家用車など)、自転車、徒歩など、様々な移動手段を組み合わせ、移動ルートの選択肢を提示。また、ルート検索において西鉄の路線バスのリアルタイムの位置情報や駐車場の満空状況も表示するマルチモーダルルート検索。

 予約・決済機能もサービスに含まれる。タクシーの予約・決済※、西鉄バスのデジタルフリー乗車券の購入が可能で、移動手段の予約から利用までをひとつのアプリの中でシームレスなサービスとして提供する。

 店舗・イベント情報の検索によって福岡市のイベントや店舗・スポット情報を提供。外出のきっかけ作りや目的地付近での回遊性を向上させる。

 加えて福岡市内を走る路線バスに1日何度でも乗り降りできる「福岡市内1日フリー乗車券」を、実証期間中「my route」アプリ内で限定販売する。本アプリ内で乗車券の決済ができ、アプリ上の画面を運転士に提示するだけで利用できる。乗車券は、「1日券」に加え、短時間滞在のビジネスパーソンや旅行者が、気軽にバスを利用できるようにするため、新たに「6時間券」を用意した。(編集担当:吉田恒)

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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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