日本アジア投資 サクセッション1号投資事業有限責任組合が、ファンド総額を30億円に増額

2018年10月31日 16:11

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記事提供元:フィスコ


*16:11JST 日本アジア投資---サクセッション1号投資事業有限責任組合が、ファンド総額を30億円に増額
日本アジア投資<8518>は31日、あおぞら銀行<8304>との合弁会社AJキャピタル(本社:東京都千代田区)の運営する「サクセッション1号投資事業有限責任組合」が、新たに金融機関等から14億円の追加出資を受け、ファンド総額を30億円に増額したと発表した。

「サクセッション1号投資事業有限責任組合」は、あおぞら銀行と同社がファンド総額10億円で設立したが、規模の拡大を目指して募集活動を継続した結果、ゆうちょ銀行<7182>、地域金融機関、事業会社からも出資を受け、最終的なファンド総額は当初計画通りの30億円となった。

高齢化が進み、中小企業のオーナー経営者にとって事業承継者の不在が深刻な問題となっており、近年はM&Aによる事業承継が主流となってきた。しかし、既存の事業承継を対象としたサービスは少数の大企業向けに偏っており、中小企業に向けた支援が手薄となっている。サクセッション1号では、中小企業に対し資本政策を立案し事業承継スキームの中で投資を行い、投資後は様々な成長支援を実施し、投資先の企業価値を向上しつつ、事業承継の諸問題を解決する。

今後も同社は、サクセッション1号による投資を通じて、日本の地域経済の要となる中小企業のオーナー経営者を支援し、日本経済の発展や地域創《MH》

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