JR西日本 新快速に有料座席「Aシート」導入 500円で 2019年春より

2018年10月29日 16:16

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有料座席車両の外装・内装イメージと車両位置。(画像: JR西日本の発表資料より)

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●新快速に有料座席「Aシート」導入

 JR西日本は24日、2019年春から新快速に有料座席サービスの「Aシート」を導入すると発表した。現在運行されている新快速電車(12両編成)の1両(9号車)について、現行の車両(223系1000番台)を改造してアップグレードした車両に交換する。サービスの開始時期は2019年春を目標とする。運転本数は上下合わせて1日4本とし、JR琵琶湖・京都・神戸線を運行する新快速に導入される。

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●アップグレードされる車内

 Aシートの内装は一般の車両と大きく異なり、座席にはリクライング機能やテーブルがつき、JR西日本の在来線普通車としては初めて、全席にコンセントも装備する。さらに無料のWi-Fiサービスを提供し、大型の荷物スペースを設置することで快適性をアップする。内装イメージも一般席とは違いをつけ、工夫を加えることで落ち着いた雰囲気の空間を提供する。提供する座席数は46席となる見込みである。

●一律の着席料金

 Aシートを利用する場合の着席料金は距離に関わらず500円で、乗車距離に応じた乗車券、定期券、回数券が別途必要である。利用方法はAシートが空いているときに着席し、席に着いた段階で乗務員から乗車整理券を購入する。支払いは交通系ICカードや現金を使うことができる。ただし、事前に予約をすることはできない。

●競合私鉄への対抗とサービスの向上

 JR西日本が有料座席サービスを提供する背景には、同じ京阪神地区で競合している大手私鉄が有料座席サービスを提供している背景がある。満員電車に立って通勤をするよりもゆったりと座って通勤したいというニーズは多く、競合路線でも既に導入、または導入しようと
 計画をしている動きがある。

 JR西日本でもこれまでホームライナーの設定や特急列車の延長運転など通勤通学需要に対応できる有料座席サービスを展開してきたが、ダイヤの制約上、運転区間や本数に限りがあった。今回、現行の新快速電車に同形式の車両を改造して有料座席車両を加えることで、ダイヤへ影響を与えることなく、サービスの質を向上させ、多様なニーズに対応できると見込んでいる。

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