小田急、『箱根フリーパス』をセブンイレブンで発売 コンビニでは初

2018年10月29日 11:19

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マルチコピー機と発券イメージ。(画像: 小田急電鉄の発表資料より)

マルチコピー機と発券イメージ。(画像: 小田急電鉄の発表資料より)[写真拡大]

 小田急電鉄とセブン‐イレブン・ジャパンは、11月1日10時から、全国のセブンイレブン店舗店頭に設置されているマルチコピー機と、チケット販売サイト「セブンチケット」で、『箱根フリーパス(新宿発)』を新たに発売する。

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 『箱根フリーパス』は、小田急線発駅から小田原駅までの往復乗車券と、箱根エリアの8つの乗り物が乗り降り自由となる切符がセットになった、お得な周遊券のこと。箱根エリア50以上の施設の割引や優待が受けられる特典も付いているため、同エリアの散策にはお得感も手伝い購入者は多く、2017年度の販売枚数は過去最高の95万枚を突破した。

 今回セブンイレブンで発売する券種は、『箱根フリーパス(新宿発)』の2日間有効券と3日間有効券の2種。店舗のマルチコピー機で申し込み、そのままレジで購入できる。また、「セブンチケット」で事前申し込みをすれば、店頭で購入することも可能だ。どちらの発券方法も発行手数料が無料となっている上、利用日の1カ月前から当日分まで購入が可能とあって、利便性が高いものとなっている。

 コンビニエンスストアでの同券の取扱いは今回が初の試み。これまでは小田急各駅の他、旅行代理店や箱根登山鉄道・箱根登山バス・東海バスの一部駅・案内所でのみ発売していた箱根周遊チケットが、レジャー施設のチケットと同等にセブンイレブンで購入できるとあって、今後も利用するユーザーが増えるのではないかとの期待も大きい。

 販売開始は2018年11月1日10時から。セブンイレブン店頭のマルチコピー機端末ではメニューの「チケット」から「セブンチケット」、「レジャー」の順に押し、以降案内に沿って進むことで購入可能。また、「セブンチケット」サイトでの申込んだ場合は、店頭レジで払込票番号(13 桁の数字)を伝えて代金を支払うというもの。発行手数料はいずれも無料だ。(記事:M_imai・記事一覧を見る

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