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18年度の「業界天気図」、「ホテル・旅館」など晴天の業界が4割以上 帝国DB

2018年10月11日 10:56

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 帝国データバンクは9日、18年度の業界天気図を予想し、動向調査結果を発表した。その結果、「晴天」と予想される分野が92分野、「雨天」と予想される分野が43分野と、18年度は引き続き「晴天」を見込む業界が4割以上を占め、前年度よりは鈍化するものの、当面は業況の回復が続くとしている。

 業界天気図は、帝国データバンクが100業界198分野の業界動向を予想し、最も良い「快晴」から「晴れ」、「薄日」、「曇り」、「小雨」、「雨」、最も悪い「雷雨」の7段階に分類したもの。18年度は、「快晴」が1分野、「晴れ」が27分野、「薄日」が64分野、「曇り」が63分野、「小雨」が20分野、「雨」が18分野、「雷雨」が5分野だった。

 天気の改善・悪化状況は「改善」が22分野(前年度比34分野減)、「悪化」が10分野(同3分野増)となり、「改善」が「悪化」を12分野上回るとしている。

 業況の改善が見込まれる主な業界・分野は以下の通り

■ホテル・旅館

 景気の緩やかな拡大のほか、18年度も引き続き訪日外国人旅行者が増加することから、宿泊需要は堅調に推移するとしている。

■工作機械

 中小企業の設備投資への期待に加え、人手不足解消に向けた自動化対応で需要増としている。外需は、中国で産業政策「中国製造2025」や人件費高騰にともなう自動化・省人化を背景に需要は底堅いが、スマホ向け需要に減速の兆しがあり、足元の米中貿易摩擦による影響も懸念されている。

■繊維

 自動車・航空機向けなど、産業資材向けの高機能素材で堅調な販売を予測。建築資材用も、首都圏再開発事業によるオフィスビルやホテル建築が予定され、需要増が期待されるという。

 一方、業況の悪化が見込まれる主な業界・分野は以下の通り

■自動車

 国内自動車生産・販売が伸び悩む見通し。外需では中国市場と欧州市場が好調も、北米市場は輸入車への関税引き上げや金利上昇などで不透明感が漂うという。また、EVシフトの動きが世界規模で加速し、競争が一段と激化するとしている。

■石油化学製品

 国内エチレン設備の半数が定期修理を行う予定で、汎用樹脂の生産量減少から需給バランスが変化し、価格が上昇するとしている。

■医薬品

 高齢化や医療高度化で医療用医薬品の需要は底堅いが、18年4月の薬価改定で1.65%減のマイナス改定が実施されたことで、これが製薬各社の業績を直撃。大手を中心に減収予想が相次ぎ、新薬創出加算の対象品目縮小や長期収載品の薬価引き下げ強化なども重くのしかかるという。

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