宇宙と落語のコラボレーション 京大で「第8回京大宇宙落語会」開催

2018年10月11日 08:31

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(画像: 京都大学の発表資料より)

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 宇宙や天体にロマンを感じるという人もいるだろう。しかし一度専門書を広げてみると、数式の数々。宇宙に関する最新の理論を知りたくても、なかなか手を出せないというのが正直なところではないだろうか。

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 京都大学大学院理学研究科付属天文台と京都花山天文台の将来を考える会の共催のもと、第8回京大宇宙落語会が12月1日、京大構内増川ホールにて行われる。

■アウトリーチ活動を行う京大宇宙落語会

 京大宇宙落語会は、同学宇宙総合研究ユニットによるアウトリーチ活動に触発されて、2011年に始まったという。2008年に設置された宇宙総合研究ユニットは、宇宙に関連した異なる分野と連携、融合を目指した宇宙総合学の構築を目指している。アウトリーチ活動として、11月3日には「宇宙ユニットアートコンテスト/花山天文台ギャラリー2018」が開催予定だ。

 京大宇宙落語会もまた、アウトリーチ活動として最新宇宙科学の成果内容を落語で伝え、それを研究者がやさしく解説するというイベントだ。京大卒の異色の落語家である桂福丸氏や、同大理学研究科付属天文台長の柴田一成教授、同大アジア・アフリカ地域研究研究科の木村大治教授らが参加するなど、本格的に開催される。

 第8回のテーマは「宇宙大接近」だ。7月31日に火星が15年ぶりに地球に大接近したばかり。そのような背景もあり、太陽系外惑星から地球人に似た生命体が地球に訪れたら何が起きるのかをテーマに、落語会が開催されるという。

■花山天文台の支援も兼ねるイベント

 京大宇宙研究会は、花山天文台の支援を目的のひとつとして掲げる。1929年に設置された花山天文台は約100年間日本の天文台拠点のひとつとして、多くの研究者を輩出した。ところが予算や人員の削減計画の一環として、花山天文台の運営費の大半を岡山3.8m望遠鏡に移すという。京大宇宙落語会やその共催団体である京都花山天文台の将来を考える会は、運営が困難になった花山天文台が存続するための活動を行っている。

 第8回京大宇宙落語会は12月1日14時開演、料金は前売り3,000円、当日3,500円だ。最新の宇宙科学について知りたいという人も、落語を楽しみたいという人も、足を運んでみてはどうだろうか。(記事:角野未智・記事一覧を見る

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