イズミ、18年3~8月期は減収減益 豪雨が影響 通期も下方修正

2018年10月10日 12:14

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 広島市に本社を置くスーパーチェーンのイズミ【8273】は9日、第2四半期(2018年3~8月期)の決算を発表、営業収入、純利益ともに前年同期に比べて減少となった。また同時に発表された通期予想でも売上、利益ともに下方修正が行われた。株価の方は9日の終値は前日比130円(1.85%)安の6,910円であった。

【こちらも】セブン&アイとイズミが業務提携、西日本で共同店舗や共同調達へ

 発表によると営業収入は前年同期比0.3%減の3,586億2,600万円、営業利益は1.8%減の167億8,800万円。純利益は、7月に起こった「平成30年7月豪雨」の被災と寄付金を特別損失として計上したこともあり、5.1%減の107億8,600万円であった。営業収入は微減だったが、売上総利益に関しては昨年同期をわずかに上っていた。販管費に関しては項目別では多くの抑制がなされていたが、人件費に関しては上昇を抑えることができず、営業利益は昨年同期を下回る結果となった。

 さらに、7月に発生した「平成30年7月豪雨」では広島県と岡山県は大きな被害を被った。両県に40以上の店舗を構える同社も3店舗が浸水被害を受けた。その結果、2億9,300万円の損失と、4億5,000万円を復興寄付金として特別損失に計上したことが、純利益の大幅な減少につながった。

 通期予想に関しては、営業収入は前回予測よりも0.8%下方修正となる7,436億円(前期比1.9%増)、営業利益は5.1%下方修正の352億円(同8.5%減)、純利益は7.8%下方修正の224億円(同16.8%減)としとた。同社はこの原因として消費者のデフレマインドと豪雨災害、および度重なる台風襲来で不要不急の品の買い控えがあるからとしている。

 ところで、同社発表の月次売上では5月、7月は低調だったものの、8月、9月は徐々に回復している。また4月には九州や四国に新店をオープンし、堅調に推移している。さらにセブン&アイとの業務提携が決まり、仕入れなど業務の効率化が期待できる。もともと営業効率の良さに定評があり買収にも積極的な同社なので、中長期的には堅調な業績も予測される。(記事:福井廉太・記事一覧を見る

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