進歩著しい画像解析技術 期待広がるビジネスへの応用

2018年10月5日 16:40

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記事提供元:エコノミックニュース

画像解析技術は人口知能(AI)やビッグデータ解析技術など、他の先進的なデジタル技術との融合により飛躍を遂げた

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 デジタル技術の花形の一つ、画像解析技術の進歩が著しい。画像解析と聞くとカメラの画像解析・処理技術を想像するが、今はそんな次元にとどまらず、農作物の発育状況を分析したり、インフラ設備の破損箇所を確認したり、現地に赴くことなく建物や農地の面積を測定することも可能にしているのだ。そして進歩の速さには翳りが見られず、今なお猛スピードで発展を続けている。

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 画像解析技術の素晴らしい魅力は、適用範囲が広いことだ。医療や福祉はもちろんのこと、製造や流通、行政サービス、教育現場、ファッション、エンターテインメントなど様々な分野で生かされており、潜在的な需要も多い。人物行動の把握や洋服の自動採寸、指紋認証システム、笑顔検出機能、顔画像の加齢化シミュレーション、製造現場での不良品チェック、テロリスト対策など、実例は数え出したらキリがない。目立たないところで活用されているケースもあり、インフラ設備の保守やメンテナンス、農作物の生育状況の把握なども、今なら朝飯前である。

 こうした飛躍の背景には、各分野で利便性を追求する需要があることに加えて、人口知能(AI)やビッグデータ解析技術など、他の先進的なデジタル技術との融合がある。画像データがビッグデータの一種だと考えられるようになったのはその典型だが、要するに、デジタル技術同士が柔軟にミックスして相乗効果を生み、その結果、活用範囲の拡大に繋がっているというわけだ。

 一方、みずほ情報総研・情報通信研究部 シニアマネジャーの前川秀正氏が「大量の画像データを有効に使おうというモチベーションが高まっており、技術や人が集まっている」と話すとおり、今後は技術開発と導入を巡る市場競争が熾烈になりそうだ。その過程で新たなイノベーションや市場が生まれ、経済活性化へ結びつくことも期待される。その意味で画像解析技術の発達は大いに歓迎したいところ。ただ理想的なのは、ビジネスへの応用をシビアに追及しつつ、同時に画像解析技術に介護や福祉、防災、防犯など、社会の諸問題を解決する救世主になってもらうことだ。(編集担当:久保田雄城)

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