ロボアドバイザー資産運用アプリ「WealthNavi」がグッドデザイン賞を受賞

2018年10月5日 11:33

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 ウェルスナビが提供するロボアドバイザーの資産運用アプリ「Wealth Navi(ウェルスナビ)」が、2018年度グッドデザイン賞(主催:日本デザイン振興会)を受賞した。ロボアドバイザー分野がグッドデザイン賞を受賞するのは昨年の「THEO(テオ)」に続いて2年連続となる。同分野を活用した資産運用アプリのデザイン性が注目されている。

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 「Wealth Navi」は国内外の金融商品に対しロボアドバイザーが自動的に分散投資を行うことで資産形成を図るスマートフォン専用アプリ。口座の開設から実際の資産運用まで全てスマートフォンで完結するため、手軽に資産運用ができる。投資対象は定期的に最適化され、リスクを分散しながら中長期的な資産運用ができるのが強みだ。

 スマートフォンで全ての流れが完結するため、ユーザーに分かりやすいデザインでなくてならない。「Wealth Navi」を提供するウェルスナビ(本社・東京都渋谷区)では、金融系だけではなく他のアプリにも劣らないようなデザイン性の高さを追求した。金融商品としてのコンプライアンスで必要な要素は最小限に留め、トップ画面に資産評価額が大きく表示されるなど「わかりやすさ」の構築に努めた。また長期での資産拡大を予め示すことで、短期的な資産の増減にとらわれることのないような工夫もされている。

 こうしたユーザーへの配慮がグッドデザイン賞の審査員に評価された。審査員は受賞理由として、『難しい』『リスクがある』『手間がかかる』として未だ敬遠されがちな投資を、ロボアドバイザーとして非常にシンプルかつ分かりやすくデザインした点を挙げている。初回申し込みから運用開始までのフローというつまずきやすい部分をスムーズにした点や、実績も十分である点などから、「今後の初心者向け投資サービスを牽引する存在」と評価している。

 投信協会が公表している投資信託の状況(8月末時点)では、公募の株式投信の純資産総額が過去最高を記録している。投資への関心が高くなっている一方で、「どれを選べばいいかわからない」と不安に思う声も依然として多い。投資信託は金融商品を複数買ってリスクを分散できるという理由で人気だが、数が6,000以上あり初心者には選ぶのも一苦労だ。

 銀行でも投資信託を積極的に販売しているが、注意が必要な場合もある。この6月に金融庁が発表した調査によれば、銀行にて投資信託を購入した人のうち46%が損失を抱えていた。窓口で購入する投資信託については販売手数料が別に設定されており、販売時にはこの手数料を除外して資産運用の成果をアピールする場合もある。運用益より手数料のほうが高い場合も多く、その場合は損失を抱えることとなる。

 一方「Wealth Navi」では利用者への負担感が軽くて済む。ロボアドバイザーがその時点で最適な金融商品を自動的に選び出してくれるので、商品を選ぶ手間がなくなる。人間ではなくロボットが選んでいるので、私情を排した合理的な資産運用が可能だ。

 販売手数料もわかりやすい。「Wealth Navi」では手数料が資産額の1%(資産額3000万円以下の場合)と明示されている。銀行窓口では3%程度の手数料がかかるため、それと比べると安い手数料で資産運用ができる。

 今回のグッドデザイン賞受賞により、さらに資産運用が身近に感じられることが期待される。資産運用において「必ず利益が出る」というものは無いが、今回の受賞をきっかけに資産運用に関心を持つ人が増えそうだ。(藤原大佑 )

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