ただの懐古主義ではない!「ハイスコアガール」は想像以上にボーイミーツガールな作品だった

2018年10月4日 22:09

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■夏アニメではまってしまったアニメ「ハイスコアガール」!

 夏アニメもどんどん終了となり、10月から開始する秋アニメが封を切り出している。夏アニメの余韻に浸る暇もないという感じであるが、ここで振り返っておきたいのが「ハイスコアガール」という作品だ。

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 「ハイスコアガール」は2012年ブロスコミックアワード大賞を受賞した作品で、宝島社の2013年版「このマンガがすごい!」オトコ編において2位を獲得している。そんな話題作が2018年7月から9月までテレビアニメとして放送されていた。

 アーケードとして稼働していた「ストリートファイターII」が大盛況だった1990年代を舞台に、偶然ゲームセンターで出会った主人公とお嬢様のボーイミーツガールな作品となっている。ぱっと見はレトロゲームを題材にした懐古主義な作品と思うかもしれないが、昔なにかに熱中していた人ならば誰もが共感できる作品だった。

■「ハイスコアガール」のあらすじ

 1991年、世にさまざまな事件が勃発している中で「ストリートファイターII」が世間を熱狂の渦に巻き込んでいた。小学6年生の矢口春雄もその熱狂に飲まれていた1人で、行きつけのゲームセンターで「ストリートファイターII」をしているときだけが幸せだった。

 いつものように挑戦者を倒していたある日、春雄がまったく敵わない挑戦者に遭遇する。その相手とは、同じクラスメイトで超が付くほどのお嬢様である大野晶だった。表は成績優秀な少女だったが、その裏の顔は凄腕のゲーマーだった。

 最初は自分の聖域を犯されたと感じた春雄だったが、晶は自分と同じぐらいゲームを楽しめる「戦友」のような存在となっていく。ゲームを通じてお互いに仲を深めていくのだが、突然晶の転校が決まってしまう。そのときになって春雄は晶のことが大事な存在だと感じ、空港まで見送りに行って再会を約束するのだった。

 再会を約束した2人だったが、中学に進学してもその約束は果たせないままだった。その間に春雄は日高という女性に出会い、彼女がゲームをプレイしているところを見ては晶を思い出してしまう。そして、ついに2人は再会することになるのだが、その舞台はやはり「ストリートファイター」だったー。

■アニメ化によりさらに魅力アップ!

 ゲームセンターを舞台に2人の男女が心を通わせる姿を描いた「ハイスコアガール」。学校では劣等生と言われ続けた春雄だが、彼はいわば遊びの天才。そんな彼のこだわり抜いた遊びに、窮屈な生活を強いられている晶が徐々に惹かれていく姿が丁寧に描かれている。

 誰もが小さいときに経験したことがあるであろう淡い恋心を「ゲーム」を通じて描き、さらに中学時代に入ると日高という新キャラクターが加わることで絶妙な三角関係も描き切った。本作ではゲーマーもニヤリとするゲーム知識も出てくるが、それ以上に青春時代を思い出させてくれる心理描写に注目したいところだ。

 そんな魅力いっぱいの作品だが、アニメ化に伴ってゲーム画面が随所にちりばめられることとなりさらに魅力を増した。ぜひ一度は見ていただきたい作品と言える。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る

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