【株式市場】TOPIXなどは高いが日経平均は一部銘柄の下げを受け安い

2018年10月4日 12:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万4054円80銭(56円16銭安)、TOPIXは1806.44ポイント(3.71ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億4943万株

 10月4日(木)前場の東京株式市場は、1ドル114円台後半への円安再燃や、NYダウの2日連続最高値などを受けて株価指数の先物が先行高し、日経平均は131円高で始まった後136円86銭高(2万4247円82銭)まで上げた。米、日の金利上昇などを受け第一生命ホールディングス<8750>(東1)や大手銀行株が高い。半面、キッコーマン<2801>(東1)や花王<4452>(東1)、資生堂<4911>(東1)など、このところ上昇基調を続けてきた日経225採用の消費関連株がなぜか大きく下げ、日経平均も10時半頃から下げに転換。前引けにかけて95円68銭安(2万4015円28銭)まで軟化した。前引けも56円16銭安(2万4054円80銭)。一方、TOPIX、JPX日経400、東証2部指数は高い。

 野崎印刷紙業<7919>(東2)が紙工芸品による廃プラ海洋汚染防止関連株との見方で続伸し、シェアリングテクノロジー<3989>(東マ)はグループ会社の海外留学サービス急拡大などが言われて急伸。夢みつけ隊<2673>(JQS)は4日売買分から信用取引規制が解除され再び低位株妙味を発揮の期待で大きく出直った。

 東証1部の出来高概算は増加し7億4943万株。売買代金は1兆3818億円。1部上場2110銘柄のうち、値上がり銘柄数は1135銘柄、値下がり銘柄数は879銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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