商品台でAIが会話しながら接客 実店舗導入に向けNTTとDNPが実証実験

2018年10月4日 11:31

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AIで接客できる次世代SPツール。(画像: 発表資料より)

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 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)と大日本印刷(DNP)は3日、顧客の発言や行動などに合わせてAIが商品を勧め、質問にも回答する次世代セールスプロモーション(SP)ツールを開発したと発表。このSPツールは商品台に搭載されており、本当の人間のように接客業務をこなす。実店舗導入のため、2019年3月までに実証実験を行う予定だ。

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 SPツール搭載の商品台に置いてある商品を顧客が手に取るとセンサーが反応して商品台が光り、そこから文字や音声を用いた会話が始まる。顧客の属性はセンシングカメラにて認識し、会話内容や行動からAIが1人ひとりの嗜好を把握。その嗜好に応じた商品を紹介したり、質問に回答したりする。

 会話内容はディスプレーにチャット形式で表示されるほか、音声としても流れる。さらに印刷されたバーチャル店員の口も、音声に対応するように動く。またお勧め商品の台部分が会話に合わせて光る、といったアイキャッチ効果でも店舗のプロモーションや販売促進に貢献するという。

 開発されたSPツールにはNTTとDNPの技術が結集されている。NTT Comの対話型自然言語解析AIエンジン「COTOHA VA」と、DNPが長年流通・小売業の販促支援で蓄積してきた売り場の演出ノウハウおよび来店者の動きを捉えるセンシング技術の組み合わせにより生まれたツールである。

 COTOHA VAとは日本語対話が可能なAIエンジンで、業務システムと連携したうえでの自動処理も可能。NTTグループがもつ日本語辞書とAI関連技術「corevo」、NTT Comが独自に開発した自然言語解析技術によって、日本語の的確な理解に基づく自然な対話を実現する。

 なおSPツールのデモンストレーションは2018年10月4日、5日開催の「NTT Communications Forum 2018」で実施され、AIが実際に香水販売の接客をする。どちらの日程でも受付は9時からとなっており、9時30分から18時まで、ザ・プリンス パークタワー東京にて出展される。(記事:小椋恒示・記事一覧を見る

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