「DS 3」にネオ・ヴィンテージな限定車「DS 3 カフェレーサー」登場

2018年10月4日 09:10

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「DS3  CAFÉ RACE」(画像: プジョー・シトロエン・ジャポンの発表資料より)

「DS3 CAFÉ RACE」(画像: プジョー・シトロエン・ジャポンの発表資料より)[写真拡大]

  • (画像: プジョー・シトロエン・ジャポン)
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  • DS 3  CAFÉ RACERモノグラムシルクスカーフ&チーフセット(画像: プジョー・シトロエン・ジャポン)

■カフェレーサースタイルの限定車

 プジョー・シトロエン・ジャポンは3日、DSブランドのコンパクトカー「DS 3」に、カフェレーサーをモチーフとした特別仕様車「DS 3 CAFÉ RACE(カフェレーサー)」を設定し、20台限定で販売を開始した。車両価格は305万円となっており、購入すると「ブルーノ・ミショー」がデザインしたシルクのスカーフとポケットチーフセットが付いてくる。

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ベース車: DS 3Chic
ボディカラー: グリプラチナム/ルーフ:クレーム パルテノン15台
ボディカラー: ルージュ ルビ/ルーフ:クレーム パルテノン5台

■「ブルーノ・ミショー」がルーフいっぱいに描くグラフィック

 今回日本市場に投入した「DS 3 CAFÉ RACER(DS 3 カフェレーサー)」のモチーフは1960年代に流行した“カフェレーサー”スタイル。カフェからカフェへと巡ったワイルドなライダーたちのライフスタイルと、ネオ・ヴィンテージな世界観を強調したカスタマイズモデルとなっている。

 「DS 3 カフェレーサー」の最大の特徴は、ボルドー在住のタイポグラフィ・グラフィックアーティスト「ブルーノ・ミショー」によるネオ・ヴィンテージ感溢れるグラフィックの数々だ。ルーフにはDSが生まれた年1955を示す、ローマ数字MCMLV(M=1000、CM=900、L=50、V=5)と ヴィンテージ風にデザインしたDSの文字、そして車名の「DS 3」からとった3の周りには、WRCでの勝利を象徴する月桂冠、さらにカフェレーサー発祥の地である「エースカフェ」のロゴのクローバーなどが描かれ、ドアのシャークフィンにも同様の文字があしらわれている。

 なお、1960年代にモーターサイクルカルチャーの一つ“カフェレーサー”スタイルは、この英国エースカフェを中心に興ったとされている。

■最新のタッチスクリーンとクラシックなグラフィックの融合

 また、タイポグラフィ・グラフィックアーティストのブルーノ・ミショーは、かつてのフランスの芸術作品と様式全般におよぶタイポグラフィーに関する膨大な知識を持ち、それらを彼流に再構築・再解釈することでモダンかつクラシックな独自の世界を作り上げている。そして、すべて手作業で作品を仕上げていくと いう、職人的な“手仕事”にこだわる手法は、まさにDSブランドそのものであるといえる。

 インテリアは、外観ほどではないが、スペシャルな仕立てになっており、シートはDSのシグネチャーである「ウォッチストラップ」をモチーフとしたナッパレザーのシート。そして、ヴィンテージを想起させるクレームパルテノンのダッシュボードの中央に、「ブルーノ・ミショー」のグラフィックが描かれており特別感を示している。

 そして、現代のモビリティならではのカー・プレイやアンドロイドオートに対応したタッチスクリーンが備わり、「ブルーノ・ミショー」のクラシックなグラフィックと融合し、ネオ・ヴィンテージともいえるテイストとなっている。

□その他の専用装備
・専用バッジ(フロント&サイド)
・DS LEDビジョン(バイキセノンヘッドライト/LEDランプ)
・マットブラックフロントグリル&サイドモールディング
・17インチブラックアロイホイール
・センターキャップカラー: クレーム パルテノン

■2018年後半は「DS」が熱い!

 プジョー・シトロエン・ジャポンでは同日に、ベース車の「DS 3Chic」にデイタイムランニングライト、イ ンフォテイメントシステム、トランスミッションなど多岐にわたる仕様向上を行うことも発表しており、今回の限定車と合わせ、「DS 3」の販売を強化していくことになる。(記事:田中秀雄・記事一覧を見る

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