日経平均は80円高でスタート、寄付き後は上げ幅を縮小して推移

2018年9月20日 09:52

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23752.79;+80.27TOPIX;1793.56;+7.90


[寄り付き概況]

本日の日経平均は前日比80.27円高の23752.79円と続伸して取引を開始した。19日の米国株式市場ではNYダウが続伸した。中国の李首相が、人民元切り下げを通して輸出を刺激する方策はとらないと発言したことから、貿易摩擦懸念が後退。これを受けて、シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の23580円となった。この流れから、日経平均は寄り付き後もプラス圏で推移しているものの、過熱感を意識した利益確定の売りもでており、上げ幅を縮小している。本日は自民党総裁選の投開票が行われる。安倍総裁の再選は確実な情勢となっており、経済政策期待の高まりもプラス要因となっている。

セクター別では、米長期金利の上昇を背景に銀行や保険業などの金融業が上昇する一方で、食料品、海運業、サービス業、小売業は下落している。売買代金上位では、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>をはじめとした銀行株、安川電機<6506>などが買われている反面、ソニー<6758>や東京エレクトロン<8035>、武田薬<4502>は売られている。《US》

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