NASAの火星探査車「Opportunity」、復旧なるか

2018年9月16日 22:12

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記事提供元:スラド

3月から観測されている火星全体を覆う砂嵐のため、6月以降の通信が途絶えていた火星探査車Opportunityだが、砂嵐が収まってきたことからNASAジェット推進研究所(JPL)のOpportunityチームが復旧計画を実行に移したそうだ(NASAのニュース記事SlashGearの記事The Registerの記事)。

Opportunityは砂嵐の中心近くにあり、6月10日を最後に通信が途絶えている。砂嵐で太陽光が遮断されて太陽電池パネルからの充電ができなくなり、省電力モードに移行したとみられているが、現在の状況は不明だという。

この砂嵐は8月から徐々に弱まっており、火星探査機Mars Reconnaissance Orbiter(MRO)搭載のMars Color Imager(MARCI)からのデータによれば、Opportunity上空の光学的深さτ(火星の大気中の「もや」の量)は1.5未満まで減少しているとみられる。この付近の光学的深さは0.5だが、6月10日にOpportunityが測定したデータでは10.8まで上昇していたという。

より多くの太陽光が太陽電池パネルへ届くようになり、Opportunityが自動的に復旧処理を開始する可能性があることから、Opportunityチームはコマンドの送信頻度を週3回から1日複数回に増やし、Opportunityからの信号受信を継続していくとのことだ。 

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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