国際宇宙ステーションの空気漏れ、ソユーズロケットの穴は内側からのもの

2018年9月8日 23:04

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記事提供元:スラド

国際宇宙ステーション(ISS)で先日発生した空気漏れの原因となった、ドッキング中のソユーズMS-09の軌道モジュールに開いた直径2㎜について、ロスコスモスでは当初考えられていた微小隕石衝突説を排除したそうだ(TASSの記事NASASpaceflight.comの記事The Vergeの記事The Registerの記事)。

微小隕石衝突説を排除した理由は、穴が明らかに内側から開けられたものであることだ。NASAが一時公開(現在は削除)した写真によれば、穴はドリルで開けられたものに見えるだけでなく、穴の近くにはドリルが滑ったような痕跡も確認できる。なお、NASAがこの件をリポートした一連のブログ記事では隕石の話は一切出てこない。

現在のところ、穴が誤って開けられたものか、故意に開けられたものかはわかっておらず、地球上で行われたものか、宇宙空間で行われたものかも不明だ。ロスコスモスでは最重要課題として、穴が開けられた理由や、穴を開けた人物の特定を進めているとのこと。

穴を補修した結果、現在のところISS内の空気圧は安定しているそうだ。ちなみに、この穴による空気漏れ速度は、最大でもISSの酸素タンクが空になるまで18日かかる程度のもので、クルーやステーションに差し迫った危険はなかったとのことだ。

これについて「責任者が特定された」などとも報じられているが、ロスコスモスは5日、匿名の情報源から得た未確認情報を報じないよう、国内外のメディアに要請している。ロスコスモスによれば、調査委員会の結論が出るのは9月中頃のとことで、いわゆる「ロケット・宇宙産業の情報提供者」が語ったとするさまざまな「バージョン」の調査結果は調査委員会の作業を操作したり、影響を与えたりしようとするものだと述べている。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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