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近大水産研究所、ゲノム編集で筋肉量を増やしたマダイを生産
記事提供元:スラド
近畿大学水産研究所が、ゲノム編集技術を使って筋肉量の多いマダイを生産する研究を進めているという(紀伊民報、日経新聞、朝日新聞)。
ゲノム編集についてはたびたび話題となっているが、遺伝子をピンポイントで書き換えることで生物の形質を変化させる技術。今回話題となっている手法は、「筋肉の成長を抑える遺伝子」を改変することで筋肉量を増やすというものだそうだ。現在は研究段階だが、筋肉量が従来比で2割ほど多い個体を作り出せているという。ただ、ゲノム編集の安全性などはまだ議論が十分に進んでおらず、製品化はまだ先のようだ。
なお、同研究所は以前より様々な水産物の養殖の研究に力を入れており(過去記事)、クラウドを使った稚魚出荷作業の自動化なども話題となった。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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