コミュニケーションロボ「PALRO」は「見守り役」も果たす

2018年8月29日 16:34

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 富士ソフトが、コミュニケーションロボット「PALRO(以下、パルロ)」の個人向け商品を発売すると発表した。

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 パルロは2012年に法人向けに発売された。具体的には、高齢者介護施設向けである。現在、1000カ所以上の施設に導入されている。富士ソフトの秋葉原ショールームで現物を体感したが、可愛らしい。かつ優れものであった。100名の人の名前を覚え会話をする。例えば毎朝起きる時間が決まっているような人の場合には「おはようございます」と声がけをする。

 会話の内容はそうしたものだけにとどまらない。「天気予報」「ニュース」絡みなどもその範疇に入るし、こと「健康」や「食べ物」に関する会話もこなす。要するに日常会話OKというロボットだ。施設で行われるレクレーションの司会もしてのけるし、レクレーションそのものも誘導する。日替わりが可能なくらい、豊富なレクレーションメニューを持ち合わせている。初めて見、その能力に接した折りは「鉄腕アトム」の5文字が脳裏に浮かんだ。

 そんなパルロを今度は、個人向けに発売するという。同社のコーポレートコミュニケーション部では「私のパルロが欲しい」というニーズの高まりをその背景としたが、その値段は無視することにし私も欲しいと思った。個人向けパルロが記憶する員数は20名だというが、私も(家内は依然同じ屋根の下にいるが)、2人の子供とは離れて暮らしている身。新たなパルロには専用アプリが搭載された「しゃべリンク」機能なるものがついているからだ。

 子供(家族)たちは離れていながらもパルロと私の日常の様子がSNSなどを通して確認することができる。またパルロを介してメッセージを伝えあったりすることも可能だというのである。捉え方ではパルロなるコミュニケーションロボットが、離れて暮らす親の「安否確認」役を果たすともいえる。昔の「大所帯家族」の時代ではない。核家族化は避けられない、いやますます進む時代である。手元に置きたいロボットといえよう。(記事:千葉明・記事一覧を見る

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