江の島で自動運転バスの実証実験 五輪に向け神奈川県と小田急電鉄が

2018年8月15日 11:36

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実証実験で江の島を走る自動走行バスのイメージ(写真:小田急電鉄の発表資料より)

実証実験で江の島を走る自動走行バスのイメージ(写真:小田急電鉄の発表資料より)[写真拡大]

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  • 自動走行バスが運行するルート(図:小田急電鉄の発表資料より)

 神奈川県と小田急電鉄(東京都新宿区)は、9月9日から同県藤沢市の江の島ヨットハーバーで開かれるセーリング・ワールドカップ(W杯)シリーズの期間中、江の島周辺の公道で自動運転バスの実証実験を行うと発表した。2020年の東京五輪までの自動運転実用化に向け、全国各地で実証実験が行われているが、江の島のような大規模な観光地の公道での実験は全国で初めてだという。

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 実験が行われるのは、W杯開催中の9月9日から16日までで、走行区間は小田急電鉄片瀬江ノ島駅近くの江ノ島海岸バス停から江ノ島大橋を通り、W杯会場がある江の島島内の小田急ヨットクラブまでの間約1.1キロ。実験車両には自動運転技術の事業化に取り組んでいるソフトバンクグループのSBドライブ(東京都港区)が開発したシステムを搭載し、レベル3(システムが要請したときのみ、運転手が対応する)で、実際に客を乗せて走行する。

 県と小田急電鉄は実験結果を元に一般車両や自転車、歩行者が行きかう環境での走行検証や、乗客へのサービス面の検証を行い、自動運転バスの実用化に向けた取り組みを進めていく。

 江の島は2020年に開催される東京オリンピックでセーリング競技の会場となることが決まっている。また、同県は相模原市や藤沢市など10市2町を対象に「さがみロボット産業特区」を設け、ロボットの実用化や普及・活用に取り組んでいる。こうしたことから、県はオリンピック開催までの自動運転の実用化を目指しており、14日に記者会見した黒岩祐治知事は「今回の実験を成功させることで、自動運転の完成度を高めていき、2020年にはレベル4(完全自動化)にもっていきたい」と話した。

 実験車両の運行時間は平日が午前10時から午後4時までの往復6本。土、日曜は午前10時から午後3時10分までで、小田急ヨットクラブ発のみの片道5本。乗客となる一般モニターは先着順の事前予約制で14日から募集している。運賃は無料で、募集人員は450人程度。

 予約は専用サイトから。スマートフォンのアプリ「Yahoo!乗換案内」からも予約サイトに入ることができる。

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