*17:25JST 急落の原油市場、リスクオフの流れから軟調地合いに? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。15日は原油市場が大幅反発しましたね。原油価格はインフレにも関係しますし、5月頃から原油と米株式市場が逆相関となっているように見受けられますので、その意味でもチェックしておきたいところです。そこで、今日は原油市場についてのレポートをご紹介します。
松永さんのレポートでは、先週末の原油市場について『ペルシャ湾でのイランの軍事演習に反応して上昇しました』と伝えており、上昇の背景については『米国の経済制裁に対してイランが海上軍事演習を行い、石油輸送の大動脈であるホルムズ海峡に関する地政学的リスクが高まったようです』と分析しています。
加えて、『NY原油やブレント原油が2月頃から続く右肩上がりの下値抵抗線付近まで下落していたことを受けて、テクニカル的な買いも入ったようです』と伝えています。
気になる今後の値動きについては、『3カ月後に米中間選挙を迎えることから、そろそろ米国株も本格的に下落に転じる可能性があります。しかも、先週末からトルコ・リラの急落を中心として新興国通貨の多くが連鎖反応的に下落し始めているようです』との見解を示しています。続けて、『マーケット全体でリスクオフの流れが強まってきたように感じられるだけに、リスク志向の原油市場が軟調地合いとなり、リスクヘッジ志向の金相場が堅調地合いとなる可能性もあります』と示唆しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の8月13日付「原油市場」「原油市場パート2&金市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子《HH》
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- 米長期金利の持続的な上昇は困難か 2/22 20:45
- 値上げ業種は株価が堅調に推移、SMBC日興証券(花田浩菜) 2/22 11:50
- 株価急伸のZOZOに順張りのコール買いが目立つ(22日10:01時点のeワラント取引動向) 2/22 11:30
- (中国)上海総合指数は0.09%安でスタート、米景気減速懸念が足かせ 2/22 10:58
- NYの視点:米第1四半期GDP成長は2%割れへ 2/22 08:06
広告
広告
広告