カローラに新搭載のiMT、欧州向けでは2015年から搭載

2018年8月8日 15:20

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記事提供元:エコノミックニュース

新型カローラ・スポーツに追加・新搭載となった6速マニュアルトランスミッション。シフトアップ&ダウンのギアチェンジの際にコンピュータ制御で自動的にエンジン回転を合わせるiMTだ

新型カローラ・スポーツに追加・新搭載となった6速マニュアルトランスミッション。シフトアップ&ダウンのギアチェンジの際にコンピュータ制御で自動的にエンジン回転を合わせるiMTだ[写真拡大]

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 トヨタ自動車は、先日フルモデルチェンジしたカローラ・ハッチバックこと新型カローラ・スポーツに6速マニュアルトランスミッション(6MT)搭載車を追加設定し、8月2日に発売した。

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 搭載する6MTは、マニュアル操作が苦手な初心者などにもMT車の運転が楽しめるよう、変速・発進操作をアシストするインテリジェントマニュアルトランスミッション(iMT)を採用した。

 iMTは、コンピュータがドライバーのクラッチ、シフト操作にあわせて、最適なエンジン回転数になるよう制御を行なうシステムだ。常時、スムーズな発進をサポートするとともに、ドライブモードセレクトでSPORTモードを選択すると、走行中の滑らかな変速をアシストする。

 トヨタの説明によるとiMTは、グローバルなMT車のニーズに応えるために、新規開発したトランスミッション。日本や米国では、完全に2ベダルのオートマティックトランスミッション車が主流だが、欧州や南米を含めたグローバル市場では、省燃費やキビキビした運動性能を求めて、いまなおMT車への需要が根強い。世界を見渡せばMTの需要はまだまだ大いにあるのだ。

 今回、カローラ・スポーツに搭載したマニュアル変速機も、こうしたグローバルな要求に応えて新開発したミッションだ。

 新型iMTは、従来型に比べ、質量を7kg低減するとともに全長を24mm短縮し、世界トップレベルのコンパクトなサイズとなり、車両の燃費性能向上にも貢献するという。

 また、伝達効率も世界トップを実現しており、シフトアップ&ダウンのギアチェンジの際にコンピュータ制御で自動的にエンジン回転を合わせるiMT制御を採用し、ドライバーに不快なショックを感じさせないスムーズな変速操作をサポートする。

 トヨタとアイシン・エーアイが開発した、この新型iMTは、許容トルクは280Nm、質量は40kgと発表。この新MTを他の自動車メーカーにも供給していくという。実際、アイシン・エーアイのMTは、独BMWなどが採用している。許容トルクが280Nmということは、1.5?2リッターのNAエンジン車、あるいは1.2~1.5リッターのダウンサイジングターボの最大トルクをほぼカバーするので、欧州メーカーからの引き合いもありそうだ。

 トヨタによると、カローラ・スポーツに搭載したiMTは、「クルマ本来の楽しさ」のひとつとして、今回、新たに搭載したとしている。が、実はトヨタ、欧州向けのクルマの一部に2015年からiMT搭載車を輸出してきた。そんなわけで、今回は“国内市場に向けて初めて搭載した”新開発トランスミッションなのだ。

 カローラ・スポーツのiMT搭載車のエンジンは、1.2リッター4気筒ターボで、価格は210.6万円から238.68万円だ。(編集担当:吉田恒)

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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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