NY株式:NYダウは126ドル高、米中貿易摩擦への懸念が後退

2018年8月8日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:00JST NY株式:NYダウは126ドル高、米中貿易摩擦への懸念が後退
米国株式相場は上昇。ダウ平均は126.73ドル高の25628.91、ナスダックは23.99ポイント高の7883.66で取引を終了した。アジア・欧州株がほぼ全面高となり、米国株も買いが先行。米中貿易摩擦への懸念が後退したほか、原油相場の上昇や長期金利の上昇が好感され、終日堅調推移となった。セクター別では、各種金融や半導体・半導体製造装置が上昇する一方で食品・飲料・タバコや消費者・サービスが下落した。

電気自動車のテスラ(TSLA)は、サウジアラビアの政府系ファンドが同社株を約20億ドル取得している事が明らかとなったが、更にイーロン・マスクCEOが1株420ドルによる株式非公開化を検討していることを明らかにして大幅上昇となった。事務用品小売のオフィスデポ(ODP)は、決算内容が予想を上振れ大幅上昇。一方で、食品メーカーのディーン・フーズ(DF)は、通期見通しを引き下げ大幅下落。高級ホテルのマリオット・インターナショナル(MAR)は、決算内容が嫌気され軟調推移となった。

エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)は、マーケット終了後に4-6月期決算を発表し、売上高、一株利益ともに予想を下振れた。時間外取引で下落して推移している。

Horiko Capital Management LLC《TM》

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