そごう横浜店、国内最大級のビューティーフロアが17日グランドオープン

2018年8月6日 21:38

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そごう横浜店のメイクアップステーションのイメージ(そごう・西武発表資料より)

そごう横浜店のメイクアップステーションのイメージ(そごう・西武発表資料より)[写真拡大]

 そごう・西武は6日、そごう横浜店(横浜市西区高島)のビューティー・コスメフロアを17日にグランドオープンさせることを明らかにした。3月から3段階に分けてリニューアルしてきたもので、4,400平方メートルの売り場に国内最大級の70ブランドが顔をそろえる。

【こちらも】そごう横浜店、1階と地下1階を3月から日本最大級の化粧品フロアに改装

 グランドオープンに合わせて登場するのは、ビューティースタイリスト5人を配置したメイクアップステーション。スタイリストが好みに合わせたブランドの中から、アイテム選びやメイク方法を提案する。さらに、百貨店で初めてデジタルミラーを導入、来店客のメイクしている様子を録画してスマートフォンに転送し、自宅でメイクアップを再現できるサービスを始める。

 メゾンポートは女性の人気が高く、話題性いっぱいのカフェやスイーツ店が出店したコーナーで、ビューティーステージは美の専門家のアドバイスを受けながら、さまざまなイベントを体験できる。ビューティーインフォメーションは4人のビューティーアテンダントがサービスの紹介や予約の受け付けを進める。

 ビューティー・コスメフロアのリニューアルは、そごう・西武が進める首都圏旗艦店への重点投資の一環。化粧品販売を展開する地下1階と地上1階を3月中旬から3段階に分けて改装、地上1階を化粧品ブランドだけで構成するとともに、地下1階に施術系ブランドをそろえた。

 新フロアはガーデンパーティーをイメージした明るいデザイン。壁面に緑を配置し、自然光を思わせる光の天井を設けて気軽に店舗回遊できるよう工夫している。

 改装がすべて終わると、そごう横浜店の化粧品関係の売り場面積は、改装前の2,800平方メートルから4,400平方メートルに広がる。ブランド数も45ブランドから70ブランドに増える。3月にヘア・ボディケア&ナチュラルコスメゾーン、6月にスキンケアゾーンがリニューアルオープンしている。

 そごう横浜店はビューティー・コスメフロアの売上目標として2020年2月期で2018年2月期に比べ、30%増の約84億円を掲げている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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