感情認識AIで即時に運転者の表情を分析、CAC「Automotive AI」提供開始

2018年8月3日 08:27

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運転者の表情分析のイメージ参考画像。(画像: シーエーシー)

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 感情認識AIを提供するシーエーシー(CAC)は1日、即時に運転者や乗員の感情を分析する感情認識AI「Automotive AI」を提供することを発表した。車内に設置したカメラやマイクを利用して、運転者や同乗者の表情と音声を分析、即時に乗員の表情から感情を読み取ることができるとしている。

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 「Automotive AI」は、マサチューセッツ州ボストン発のAffectiva社が開発した車内センシングAI。Affectiva社のディープラーニングにより精度を増した高度なデータベースと独自のアルゴリズムを用いて、ローカル環境で優れた分析が行われるという。

 「Automotive AI」の特長としては、車内に設けたカメラとマイクから映像や音声を収集、知覚や聴覚など複数の感情を用いた分析を可能としている。映像により人物の表情を分析し、マイクからは発信者のトーンやテンポ、音量などを分析できるという。

 乗員の表情や感情を追跡するその分析指標は、喜び、怒り、驚き、バランスなど「4つの感情値」、笑顔、眉を上げる、眉間にしわを寄せる、目を閉じる、頬を上げる、口を開ける、上唇を持ち上げる、鼻にしわを寄せるの「8つの表情値」、あくびをする、瞬きをする、瞬きの頻度の「3つの眠気に関する指標」などを用いている。

 さらにネットワークに接続しなくとも、ローカル環境での分析も実現。近赤外線カメラなどを利用することで、夜間帯や逆光でも運転者の表情を正しく分析するという。

 近年、自動車業界では感情認識AIの導入に期待が高まっている。これまでは頭部や視線の動きによる分析のため、その精度において不確実性があったが、「Automotive AI」の技術を用いることで眠気や注意力散漫など、運転者の危険を敏感に察知できるようになるという。

 同AIは今後、自家用自動車のみならず、電車やバス、タクシーなど公共交通機関への拡充も視野に入れて開発と展開を進めていくという。

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