マツダ・新型『6』(アテンザの欧州名) 一括企画・開発・混流生産のメリットがユーザーに

2018年7月19日 11:49

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マツダ「6」。(画像: マツダ)

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 マツダ・新型6、欧州名「Mazda 6」日本名「マツダ・アテンザ」が、欧州で7月下旬に発売される。この新型6には最新「i-ACTIVSENCE」が搭載される。これで安全テクノロジーの刷新を図り、マツダの旗艦車種としての面目を保つ。「一括企画・開発、混流生産」の成果として、全車種の「商品力」をいつでも高く保ち続ける戦略だ。マツダの経営戦略の要である。そのため、マツダは「スモールとラージ」のプラットフォームに分け、200万台生産に向けて、2017年から3年間ガマンの努力を続けている。

【こちらも】マツダがスモールとラージに分けた訳(1)「コモンアーキテクチャー」が目指すのは「平準化」

 例えば、マツダ・新型6では今回マツダ・レーダークルーズコントロールをアップデートする。最も進歩したと思われるのは、作動可能な最低速度を30km/hから0km/hに引き下げ、停車しても前車が発進すると追従できるようになったことだ。これは渋滞の時に便利なもので、これまでなかった機能で残念な部分だったところだ。スバルの「アイサイト」は複眼カメラによる画像解析で物体の距離まで測定するが、マツダは世界で広く行われているミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせだ。

 ユニークな機能では、これまでなかったのが不思議なくらいの装置で、インテリジェント・スピード・アシスタンスだ。これは、もしスピード違反をしてつかまっても「制限速度が分からなかった」と言い訳できない装置だ。つまり、交通標識をカメラで画像認識し、スピードリミッターを作動させるシステムだ。ユーザーとしては「スピードリミッター作動は困った」ものだ?本当にスピードが出せなくなるのだろうか?もしキャンセルが出来ないようだと販売成績に影響するかもしれない。ドイツのアウトバーンでもイタリアの太陽道路でも、これまで無制限だったのが制限スピードのある路線が出来ているので、その対策なのであろうか?日本と欧州では、スピード違反に関しても考え方が違うであろう。

 このほか、LEDヘッドランプの性能向上、360°ビューモニターを新装備など細かい改良を重ねている。マツダはこうした装備に関しても「一括開発」の考え方になっており、マツダ全車が順次改良を受けることとなる。車種や車格の違いで、あるいはモデルチェンジ時期で、安全装備などが違ってくる考えを改めようとしているのだ。「一括開発・混流生産」により、新技術はできるだけ早く全車に装備するほうが、低コストにできることを狙っている。そのマツダの「開発・生産方式革命」が、いよいよユーザーのメリットとなってきている。(kenzoogata)

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