パクチーが嫌いかどうかを調るDNA検査サービスが登場

2018年7月3日 19:10

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記事提供元:スラド

headless曰く、 DNA検査サービスを提供する23andMeが、検査結果に記載する遺伝学的特徴に「パクチーを嫌うかどうか」という項目を追加したそうだ(23andMe BlogFox NewsWomen's HealthExtra Crispy)。

 パクチー(料理によって「シラントロ」「コリアンダー」「香菜」とも)はハーブ類の中では珍しく、その香りが人によって「爽やかな香り」と「悪臭」の両極端に分かれる。この「悪臭」を日本では「カメムシのような匂い」と表現するが、欧米では「石鹸臭」とも表現されるようだ。

 パクチーを特徴付ける香りは複数のアルデヒドの組み合わせによるものだ。23andMeは2012年、パクチーのアルデヒドのいくつかに石鹸臭を感じるようになるとみられる一塩基多型を欧州系統の嗅覚受容体遺伝子で発見している(論文)。

 ただし、パクチーの香りを嫌うかどうかは文化的な要素も影響する。やはり2012年に発表されたカナダ・トロント大学による研究では、パクチーを嫌う人の割合は東アジア系(21%)や白人系(17%)で高く、ヒスパニック系(4%)や中東系(3%)で低いとの結果が出ている(論文)。明確に記載はされていないが、こちらの遺伝的要素も考慮した評価になるとみられる。

 個人的には子供の頃の記憶にあるカメムシの匂いをごく薄くしたもののように感じるが、石鹸臭(古くなった食用油のような刺激臭)は感じない。好きか嫌いかで言えばどちらでもなく、葉っぱだけをそのまま食べようとは思わないが、パクチーを使うべき料理に入っていなければ物足りなく感じる程度だ。スラドの皆さんはいかがだろうか。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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