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トヨタの中古車サイトに車の外観・内装を360度見る機能が実装
360°ビュー機能。(画像:トヨタ自動車発表資料より)[写真拡大]
トヨタ自動車は、同社のU-Car情報サイト「GAZOO.com」において、中古車の外観・室内を見ることができる「360°ビュー機能」を5月から搭載したと発表した。現在登録されているトヨタU-Car販売店の車両のデータが、順次「360°ビュー機能」で表示されるようになるという。
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360°ビュー機能は、中古車の実際の外観・室内データを、様々なアングルから、直感的な操作感となめらかな動きで見ることができるのが特徴である。目の前でリアルに実写を見ているかのようなユーザービリティが実現されているという。
車両外観は、直感的なスワイプ操作によって、アングルを変更して見ることができる。ズームアップも可能だ。また、室内は全天球パノラマ画像で表示され、現実に近い視点でのこれまでにない中古車探しができる。
ユーザー側の利用に際しての端末であるが、スマートフォン、タブレット、パソコンのすべてに対応しており、自宅でも外出先でも、気軽に車両を確認することができ、中古車検討に際する利便性が向上している。
言うまでもなく中古車というのはオンリーワンのものであるから、それぞれの車両によって価格も仕様・状態も異なっている。それを全方位から細かく、インターネット経由で情報確認が可能になるこの機能は、購入を検討するにあたっての安心感・信頼感を高く提供することのできるものである、という。
実際の閲覧は以下URLから可能であるので、一つ実際に試してみるとしよう。
https://gazoo.com/U-Car/search_result?V360=1
車種は「クラウンマジェスタHV」。中古品というか、試乗車落ちであるという。なるほど、クリックするとぐりぐりと(縦方向にはあまり動かないが)閲覧位置を変えることが可能なようだ。室内の閲覧は、タブの切り替えによって可能である。
何分、中古車というものの難点は「実際に見に行かないと分からない部分が多い」という点であったわけであるからして、これはなかなか良いシステムなのではなかろうか。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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