「チバニアン」に別の国内研究団体が異議、審査が中断

2018年5月15日 09:52

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記事提供元:スラド

maia曰く、 千葉県市原市田淵にある77万年前の最後の磁場逆転を示す「千葉セクション」を模式地とし、中期更新世を「チバニアン」と命名するかどうかを決める国際学会連合の1次審査が2017年11月に通過したが(過去記事)、その後の審査が4月から中断しているという(毎日新聞)。「古関東深海盆ジオパーク認証推進協議会」(茨城大名誉教授楡井氏が会長)が異議を唱えて国際学会連合とイタリアの競争相手にメールを送ったようだ。

 楡井氏は取材に対して「チバニアンは諦めた方がいい」と述べている。申請前の2015年に千葉セクションで十分なデータが取れなかったため、2キロ先の地層のデータを使って補強したのを、捏造/ドーピングなどと表現している。しかし、申請者の茨城大や国立極地研究所などの研究チームは、申請時には千葉セクションだけですべてのデータをそろえ、専門誌に掲載された査読論文に基づいて申請した。

 「古関東深海盆ジオパーク認証推進協議会」は、足場の悪い千葉セクションの模式地へのアプローチにコンクリートブロックなどで階段を設置し、天然記念物指定を目指し慎重に準備中の市原市を困惑させた経緯がある(朝日新聞過去記事)。協議会も長年千葉セクションを研究してきた団体だという。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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