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「タクベル」の画面イメージ。(画像: DeNAの発表資料より)[写真拡大]
DeNAは19日、神奈川県タクシー協会と共同でAI(人工知能)を活用したタクシー配車アプリ「タクベル」の提供を、横浜・川崎エリアで開始したと発表。神奈川県タクシー協会はタクベルを推奨アプリに採択しており、県内にある約半数のタクシー事業者での導入が決まっている。対象エリアは今後拡大する予定で、今夏には神奈川県全域での展開を計画しているという。
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「タクベル」は、アプリで予想到着時間を事前に確認した上で、指定の場所へタクシーの配車依頼を行うことができるアプリ。スマートフォンの地図画面でピンを立てて乗車位置を指定すると、1番近くのタクシーが乗車位置に向かう。指定した後はタクシーが到着するまでの時間が表示され、また、乗務員とメッセージのやり取りが出来る機能も実装しており、もしもの場合でも対応可能だ。
車内決済に加えて、全てのタクシーでネット決済にも対応。事前のクレジットカード登録により、降車時の煩わしい支払い・領収書受け取り等の手続きを不要とする。また、事業者横断による配車依頼や、特定のタクシー会社を指定した依頼も可能。
今後、タクベルにはAI(人工知能)を活用した需要予測システムを導入する予定だ。自動車が走行した位置や車速など、運行中のタクシー車両から収集するデータと、気象や公共交通機関の運行状況、イベントなど、タクシー需要に関連する各種データを解析し、乗務員へリアルタイムかつ個別に走行ルートを推薦する「流し走行ルートの車両個別推薦」を行う。
2018年にはこの個別推薦の実用実験を行い、2019年には新人乗務員でも平均以上の収益をあげられる状況の実現を目標に掲げる。さらには、流し営業中心のエリアだけでなく、駅からの乗車が中心になるエリアの需要予測システムや、供給最適化機能の追加も予定している。
DeNAでは、2018年秋以降に「タクベル」の全国展開を目指しており、2020年には配車回数国内1位を目指すとしている。
関連キーワード横浜、神奈川県、人工知能(AI)、ディーエヌエー(DeNA)
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