東芝、自分の声の分身をつくるアプリの提供開始 AIの音声合成技術活用

2018年4月21日 11:44

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「コエステーション」(画像: 東芝の発表資料より)

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 東芝は17日、自分の声をデータ化して音声合成で喋らせるスマートフォンアプリ「コエステーション」の提供を開始すると発表。AI「リカイアス(RECAIUS)」を用いて自分の声の分身「コエ」をつくり、そのコエを使った様々なコミュニケーションを楽しめる。

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 手順としてはまず、指定されたテキストを読み上げることで自分の声を録音する。読み上げ用のセリフは最短10文、要する時間は5分程度。アプリが声の特徴を学習し、コエを生成するまでの時間は約15分から20分程度となっている。

 コエが生成されたら後はテキストを入力すれば、まるで自分の声が喋っているようにそれを読み上げてくれる。年齢や明るさなどは自由に変えられる。LINEやFacebook、TwitterといったSNSに音声投稿してシェアすることも可能だ。

 またコエの診断ゲームである「Dr.Coeのコエ診断」、コエのスタンプ「コエダシテコー!」などで遊ぶこともできる。新サービスの追加提供も検討中である。

 さらに、コエは育てることができる。指定のテキストを読めば読むほど、自分自身の声により近くなっていく。その度合いはレベルという形で表され、レベル1から5までの5段階が設けられている。10文読めばレベル1、100文読めばレベル3、そして200文読み上げればレベル5に到達する。

 リカイアスはメディア知識処理技術を体系化したサービスであり、東芝が開発した。音声認識や音声合成、対話、意図理解、翻訳、顔及び人物の画像認識などの技術の融合体である。

 コエステ―ションはこのリカイアスを活用してつくられた、声を使ってもらいたい人と声を使いたい人をつなぐプラットフォームだ。前者は例えば声優やタレント、後者はゲーム制作会社などで、一般ユーザーによる利用ももちろん想定されている。今回のアプリ提供は音声の新たな使い方を多くの人々に体験してもらうため実施された。(小椋恒示)

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