*12:12JST 日経平均は続伸、アク抜け感台頭も内需・ディフェンシブ銘柄にとどまる
日経平均は続伸。55.68円高の21834.42円(出来高概算7億株)で前場の取引を終えた。14日に米英仏がシリア攻撃に踏み切るなか、一先ずアク抜け感が台頭する格好となり、日経平均は21800円を回復して始まった。しかし、積極的に上値を追う流れにはならず、その後は21800円を挟んでの狭いレンジ取引が続いている。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1000を超えており、過半数を占めている。セクターでは医薬品が上昇率トップ。水産農林、サービス、小売、食料品、電力ガスがしっかり。半面、石油石炭、鉄鋼、非鉄金属、証券、鉱業がさえない。
米英仏がシリア攻撃に踏み切り、本日は先進国の主要株式市場である東証が最初にシリア攻撃を織り込むことになったが、市場の反応はアク抜けといった格好だった。しかし、日経平均をけん引しているところをみると、ユニファミマ<8028>、リクルートHD<6098>、アステラス薬<4503>、KDDI<9433>といった内需・ディフェンシブ銘柄となっている。セクターでみても医薬品や水産農林、サービス、小売といったところが上昇しており、リスク回避姿勢が鮮明である。グローベックスのNYダウ先物は100ドル高程度で推移しており、週明けの米国市場の上昇が期待されるが、欧米各国の反応を見極めたいところであろう。
また、日米首脳会談を控えていることも手掛けづらくさせており、後場も狭いレンジ取引が続きそうである。また、中小型株が思いのほか弱い値動きをみせている。日経平均がこう着感の強い値動きをみせていることが神経質にさせているようである。模様眺めムードが強いなかであり、強い値動きをみせている銘柄へ、短期の値幅取り狙いの資金がより向かいやすいだろう。(村瀬智一)《AK》
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