ユーロ週間見通し:もみ合いか、リスク回避の円買い拡大の可能性低い

2018年4月14日 15:39

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記事提供元:フィスコ


*15:39JST ユーロ週間見通し:もみ合いか、リスク回避の円買い拡大の可能性低い
■強含み、米国などによるシリア攻撃の可能性高まる

先週のユーロ・ドルは強含み。オーストリア中央銀行のノボトニー総裁が欧州中央銀行(ECB)による資産購入終了に言及したことで、ユーロ買いになった。ノボトニー総裁の発言は委員会の見解ではないと伝えられたことでユーロ買いは一服したが、米国などによるシリア攻撃の可能性が高まったことから、週末前にユーロ買いが再び優勢となった。取引レンジ:1.2261ドル-1.2396ドル。

■もみあいか、金利先高観はやや後退も

今週のユーロ・ドルはもみあいか。米英仏によるシリア攻撃を意識してユーロ買いが強まる可能性があるが、欧州中央銀行(ECB)の3月の理事会で、持続的なインフレ上昇に関して懐疑的な見方が示されており、金融緩和策の早期縮小や将来的な利上げに対する期待はやや低下した。シリア攻撃が再開される可能性はあるものの、リスク回避的なユーロ買い・米ドル売りがさらに広がる状況ではないとみられる。

予想レンジ:1.2200ドル−1.2500ドル

■米中貿易戦争回避への期待で円売り強まる

先週のユーロ・円は底堅い動きとなった。習中国国家主席が改革開放の継続や知的財産の保護強化、自動車の輸入関税の引き下げなどを表明したことから、米中貿易戦争の回避期待が広がり、ユーロ買い・円売りになった。米ドル・円相場が円安方向に振れたことも影響したようだ。取引レンジ:131円11銭-132円90銭。

■もみ合いか、リスク回避の円買い拡大の可能性低い

今週のユーロ・円はもみ合いか。シリア攻撃が再開される可能性はあるものの、リスク回避的な円買いが大きく広がる状況ではないとみられる。ただし、日米首脳会談で円安誘導に対する批判がなかった場合、ユーロ買い・円売りが優勢となる可能性がある。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・17日:4月ZEW景気期待指数(3月:13.4)
・19日:2月経常収支(1月:+128億ユーロ)

予想レンジ:130円00銭-134円00銭《FA》

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