外国人持ち株比率が高い銘柄に注目、SMBC日興証券(花田浩菜)

2018年4月13日 11:57

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記事提供元:フィスコ


*11:57JST 外国人持ち株比率が高い銘柄に注目、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

4/13付の「DailyOutlook」では、外国人持ち株比率が高い銘柄について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『東証が昨日発表した投資部門別売買状況によると、4月第1週(4/2~4/6)の東京株式市場では、海外投資家が現物株を2週連続、現物・先物合計では13週ぶりに買い越した。なお、現物株に限れば4月は2001年から2017年まで17年連続で買い越しており、過去の経験則通り良好なスタートを切ったと言えよう』と伝えています。

続けて、東証1部の売買代金の約7割を占める海外投資家が日本株に与える影響は大きいことを挙げ、『TOPIXが直近高値を付けた今年1月23日以降の株価パフォーマンスを外国人持ち株比率に基づき比較すると、持ち株比率が高い銘柄の下落率が相対的に大きい』と分析しています。

さらに、『今回のような連続売り越し局面は、2015年8月の人民元ショック時にもみられた。当時、売り越しが一巡し、海外投資家が買い越しに転じる局面では、外国人持ち株比率が高い銘柄が相対的に高い上昇率を示した。海外投資家が買い越しに転じる中、こうした銘柄に注目にすべきと考えている』とまとめています。

最後にレポートでは、『海外投資家による売買動向』をグラフにして紹介していますので、詳しくは4/13付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜《ST》

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