米研究所、3Dプリンタを利用して液体構造物を印刷する技術開発

2018年4月12日 17:05

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 ローレンス・バークレー国立研究所の研究者が、液体で構成された3次元構造の印刷に成功したそうだ(BERKELEY LAB動画Slashdot)。

 3Dプリンタを使ってシリコンオイル中に水を注入することで、液体を「印刷」するという技術。この技術では直径10ミクロンから1ミリメートルの水の糸をらせん状に精密に印刷することができ、特殊なナノ粒子由来のコーティング技術によって水の糸を界面活性剤で覆うことで、数ヶ月の間水を任意の場所に固定することができるという。

 この技術は、ウェアラブル機器を構築するのに役立つとしている。

 スラドのコメントを読む | テクノロジー

 関連ストーリー:
バクテリアと栄養素を混ぜたインクでプリントした、人体に貼り付けられるバイオ回路 2017年12月21日
Pepperに3Dプリンタで出力したお面を被せて故人の動作や音声を再生する試み 2017年08月24日
「虫歯菌の99%を殺せる」という抗菌剤入り3Dプリント義歯 2015年10月26日
3Dプリンタで機能する乳首を作る 2015年03月09日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事