前場に注目すべき3つのポイント~安川電機の決算でセンチメントを計る

2018年4月12日 08:51

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記事提供元:フィスコ


*08:51JST 前場に注目すべき3つのポイント~安川電機の決算でセンチメントを計る
12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:安川電機の決算でセンチメントを計る
■決算チェック:良品計画の19年2月期営業利益は10%増見通し、前期は市場予想上振れ
■前場の注目材料:ダイキン、運送30社と連携、空調機、配送ルート自動生成


■安川電機の決算でセンチメントを計る

12日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になろう。11日の米国市場ではNYダウが200ドル超の下落となった。これについては昨日の段階で織り込まれており、想定内の下げといったところであろう。ただし、トランプ大統領がシリアへの軍事攻撃を示唆したほか、同国を支援するロシアとの関係悪化に言及し、地政学リスクの高まりが重石になりそうである。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円安の21645円だった。また、ADRの日本株をみても高安まちまちであり、手掛けづらい相場展開だろう。

物色としては地政学リスクの高まりを背景とした原油相場の上昇を受けて、資源株や防衛関連には短期筋の資金が向かいやすいだろう。また、昨日は外需セクターへの資金シフトがみられていたが、リスク回避的な流れに向かいやすく、内需系にシフトしやすいところではある。ただし、小売企業の決算発表は佳境を迎えるなか、内需系は材料出尽くしに向かいやすい面もある。今後本格化する主要企業の決算発表を前に、外需セクターへのシフトが継続するかを見極めたいところであろう。

それ故に本日決算発表を控えている安川電機<6506>の動向が注目されるとともに、センチメントを計るうえで注目されよう。株価は1月高値をピークに調整が続いており、アク抜けを想定した海外勢の買い戻しが意識されるようだと、ハイテクセクターなどを見直す動きが広がる可能性も出てくるだろう。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■良品計画の19年2月期営業利益は10%増見通し、前期は市場予想上振れ

生活雑貨店「無印良品」を展開する良品計画<7453>の19年2月期営業利益は前期比10%増の500億円になる見通しだと発表している。直前の市場コンセンサス予想水準を達成できるもよう。営業利益計画の内訳を見ると、国内が同3%増の294億円、海外が同27%増の204億円となっている。海外の柱である東アジアは同22%増の206億円と計画されており、その増益額は全体の8割を占める。けん引役は中国で、3月の既存店売上高は2ケタ増だったという。中国の消費者の間で派手さを好む消費から安心・安全やシンプルさを重視する傾向が強まっており、低価格・シンプル・良い品を追求する良品計画の事業に強い追い風が吹き始めているようだ。国内事業についても、直営店の既存店売上高は3月実績ベースで前期同様の堅調な増加ペースを維持している。なお、18年2月期営業利益は同18%増の452億円となり、市場コンセンサス(440億円弱)を上回って着地した。想定以上の業績好調が好感されそうだ。


■前場の注目材料

・日銀によるETF買い入れ
・好業績銘柄に押し目買い
・VIX指数は低下(20.24、-0.23)
・SOX指数は上昇(1315.06 、+0.52)
・米原油先物は上昇(66.82、+1.31)


・ダイキン<6367>、運送30社と連携、空調機、配送ルート自動生成
・トヨタ<7203>、傘下のプライムアース、HV用電池新ライン、電動化対応、年産10万台


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・10:00  営業毎旬報告(4月10日現在、日本銀行)
・11:00  東京オフィス空室率(3月)    3.03

<海外>
・特になし《FA》

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