マザース指数は大幅続落、IPOコンヴァノ初値は公開価格の約2.3倍に/マザーズ市況

2018年4月11日 18:33

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記事提供元:フィスコ


*18:33JST マザース指数は大幅続落、IPOコンヴァノ初値は公開価格の約2.3倍に
 本日のマザーズ市場では、朝方に小幅に買いが先行したが直後にマイナスに転じ、引けにかけて下げ幅を拡大する展開となった。足元の米中貿易摩擦への警戒感が後退した流れは昨日の段階で織り込まれており、市場の反応は限られたことで、次第に利益確定の流れに押される展開となった。株式分割を発表したAMBITION<3300>が大きく買われるなど、個別材料株には物色が向かったが、時価総額上位銘柄をはじめ全般の銘柄の動きはさえなかった。なお、マザーズ指数は大幅続落、売買代金は概算で914.98億円。騰落数は、値上がり51銘柄、値下がり187銘柄、変わらず7銘柄。
 売買代金上位では、ユナイテッド<2497>やメドレックス<4586>のほか、そーせい<4565>が下落した。メドレックスは、第三者割当で250万株相当の新株予約権発行と発表したことで、株式価値の希薄化懸念から売りが殺到した。一方で、メディアシーク<4824>やサイバーダイン<7779>のほか、ミクシィ<2121>は堅調であった。なお、上場2日目のヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス<6575>は公開価格の約3.1倍となる3600円での初値形成となり、本日新規上場したコンヴァノ<6574>の初値は公開価格の約2.3倍となる2189円となった。《FA》

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