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米国株見通し:米中貿易摩擦への懸念和らぎ買い先行へ
記事提供元:フィスコ
*20:34JST 米国株見通し:米中貿易摩擦への懸念和らぎ買い先行へ
S&P500先物 2649.25(+30.25) (20:00現在)
ナスダック100先物 6582.50(+85.50) (20:00現在)
20時00分時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物とも堅調に推移している。また、NYダウ先物は280ドル高程度で推移。欧州市場も概ね堅調な値動きとなっている。また、原油相場は64ドル台を回復して推移している。こうした流れを受け、10日の米株式市場は買い先行で始まるとみられる。
中国の習近平国家主席が同日の演説で、米国への具体的な対抗措置に言及しなかったことから、米中貿易摩擦への懸念が和らぐ格好となり、先物市場でこれを織り込む展開となっている。また、10-11日にはフェイスブックのザッカーバーグCEOが議会証言を行う予定である。既に草案が伝えられており、議会証言通過後のアク抜けを意識しよう。また、前日のハイテク株の動向についても、本格化する決算を前に、見直す動きが散見されてきており、センチメントの改善が期待されそうだ。なお、本日は3月生産者物価指数、2月卸売在庫改定値といった経済指標の発表が予定されている。《KK》
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