今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆130円台後半で下げ渋る展開か

2018年4月9日 08:49

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記事提供元:フィスコ


*08:49JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆130円台後半で下げ渋る展開か
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、欧州中央銀行(ECB)は2018年前半にもフォワードガイダンスを変更するとの思惑が広がったことで、一時1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。ユーロ・円は、英国民投票でEUからの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後114円85銭(2017/04/17)から137円50銭(2018/2/2)まで買われた。ユーロ圏の金利先高観はやや後退しているが、米中貿易摩擦は貿易戦争にエスカレートする可能性がある。リスク回避的なユーロ買い・米ドル売りが増えることから、ユーロ・円は130円台後半で下げ渋る展開となりそうだ。

【ユーロ売り要因】
・米長期金利の上昇
・パウエル米FRB議長は利上げ継続を示唆
・ECBは2019年のインフレ見通しを引き下げ

【ユーロ買い要因】
・日銀は現行の金融緩和策を長期間維持する可能性
・ユーロ圏の金利先高観
・米中貿易摩擦《CS》

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