自律・遠隔操作可能な船舶ロボット、炎重工が開発

2018年3月27日 17:33

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開発された船舶ロボット。(画像:炎重工発表資料より)

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 炎重工は屋外ロボットや屋外システムの開発を手掛ける岩手県の企業である。同社が開発し、今後発売を予定している、自律走行・遠隔操作が可能な『船舶ロボット』が、3月28日から29日にかけて東京ビックサイトで開催されるSlush Tokyo 2018に実機で初出展される。

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 今回出展する『船舶ロボット』の用途としては、自動警備、海上輸送、自動給餌、野鳥の追い払いなどといった漁業の自動化が想定されている。

 現在、ドローンを使用した警備・監視システムの需要が高まっているが、稼働時間の短さや悪天候時の対応など、課題が多く海上警備での運用にはまだ道のりが遠い。

 そこで炎重工は、遠隔操作の船舶ロボットを開発し、水上設備、養殖場などの警備をリモートで行えるシステムを構築した。

 内燃機関とモータによるハイブリッド動力で走行するもので、最長1週間連続運転が可能である。排水(ビルジ)ポンプと自動投錨(停泊)機能によって、悪天候下での安全性は非常に高い。

 自律移動にはGPSによる位置情報を活用する。労力や拘束時間が削減され、警備業務は効率化、警備員の安全の確保にもつながる。船体に録画用カメラを設置して自律移動と併用することで、あらかじめ入力したコースをパトロールすることができる。GPSと機械の目を用いるので、人間の視界が通じない夜間でも運用可能である。

 船体には餌の散布装置を取り付けることもできる。広範囲な生け簀に餌を自動散布することができ、少ない人員で多くの生け簀を効率的に運用することが可能だ。また、洋食施設の周囲に船を走らせることで、海鳥などを追い払うこともできる。

 ビックサイトでの出展の概要は以下の通り。

◆出展の概要
展示会名: Slush Tokyo 2018
日時: 2018年3月28日 ~ 3月29日
会場: 東京ビッグサイト(国際展示場)
ブース: 東7番ホール・コマ番号 赤-4 (仙台市ブース内)(藤沢文太)

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