後場に注目すべき3つのポイント~保険や証券、銀行といった金融セクターの一角が小じっかり

2018年3月20日 12:31

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記事提供元:フィスコ


*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~保険や証券、銀行といった金融セクターの一角が小じっかり
20日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日経平均は大幅続落、保険や証券、銀行といった金融セクターの一角が小じっかり
・ドル・円は小じっかり、クロス円にらみ
・値下がり寄与トップはファナック<6954>、同2位はソフトバンクG<9984>


■日経平均は大幅続落、保険や証券、銀行といった金融セクターの一角が小じっかり

日経平均は大幅続落。211.97円安の21268.93円(出来高概算5億9000万株)で前場の取引を終えた。19日の米国市場ではNYダウが335ドル安となった。フェイスブックによる情報漏洩問題を巡り、欧米議会で調査を求める動きが活発化。他のハイテク企業でも起こり得るとの懸念も強く、ハイテク株を中心に売りが先行した。また、中国との貿易摩擦問題への懸念も不安視された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円安の21120円となり、これにサヤ寄せする格好から日経平均は21300円を下回った。

円相場が1ドル106円台と円高が一服する中、前場半ばには一時21300円を回復する場面もみられた。しかし、祝日を控えているほか、連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利であるFF金利誘導目標を引き上げる見込みであり、2018年の利上げ見通しを引き上げるかどうかを見極めたいとするムードも強い。そのため、戻りも鈍く、21300円を挟んでのこう着が続いている。

午後は日銀のETF買い入れへの思惑のほか、祝日前でのポジション調整を伴う買い戻しも意識されやすく、下げ渋る動きが期待されるところである。ただし、指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、資生堂<4911>、日東電<6988>が重しとなっており、大きなリバウンドは期待しづらい。ただ、ディフェンシブ寄りではあるが、保険や証券、銀行といった金融セクターの一角が小じっかりであり、米利上げ加速への思惑等から、買い戻す流れが意識されそうである。

また、昨日下げのきつかった中小型株だが、一先ず下げ渋る動きをみせているものの、昨日の下落に対する需給懸念も燻るなか、引けにかけて一方向にトレンドが振れやすい点は警戒しておきたい。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■ドル・円は小じっかり、クロス円にらみ

20日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。ユーロ・円などクロス円の持ち直しを受け、ドルが押し上げられた。

ドル・円は、日経平均株価の弱含みを背景にリスク回避的な円買いで、105円台に下げる場面もあった。ただ、欧州中銀(ECB)の引き締め期待でユーロ・円が上昇。クロス円の回復がドルを下支えしたもよう。

ランチタイムの日経平均先物は軟調推移で、目先の日本株安継続への警戒からやや円買いに振れやすい地合い。一方で、クロス円が上昇基調を維持できればドル・円はそれに連動した値動きが続きそうだ。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円93銭から106円30銭、ユーロ・円は130円73銭から131円28銭、ユーロ・ドルは1.2333ドルから1.2350ドルで推移した。

(為替・債券アナリスト 吉池威)


■後場のチェック銘柄

・ヤマウ<5284>がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます

・値下がり寄与トップはファナック<6954>、同2位はソフトバンクG<9984>


■経済指標・要人発言

・世耕経産相

「(鉄鋼・アルミ製品の関税)品目別でかなり除外される可能性が高い」

・豪準備銀(議事要旨)

「豪ドルは過去数年のレンジ内にある」

「豪ドルの上昇は経済成長やインフレを妨げるだろう」

「各国が米国の関税に対応すれば、国内や世界経済へのリスクは増す可能性」

「今年のCPIは2%をやや上回る見通し」


☆後場の注目スケジュール☆

<国内>
・14:00 1月景気動向指数・先行改定値(速報値:104.8)

<海外>
特になし《DM》

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