ANAホールディングスは格安航空事業に関する報道を受け出直り拡大

2018年3月19日 09:55

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■ピーチ・アビエーションとバニラ・エアを統合する方針と伝えられる

 ANAホールディングス<9202>(東1)は19日、反発して始まり、取引開始後に4213円(21円高)をつけて出直りを強めている。グループ傘下の格安航空会社について、「ピーチ・アビエーションとバニラ・エアは2020年までに統合する方針を固めた」(日本経済新聞3月17日付朝刊)と伝えられ、合理化効果などに期待が強まった。

 報道では、「ピーチはANAホールディングス(HD)の連結子会社でバニラは完全子会社。統合後の事業体制など詳細は今後詰める」「売上高は単純合算で同首位のジェットスター・ジャパンを抜く。ブランドはピーチに一本化する見通し。経営基盤を固め、成長が見込めるアジア市場に本格参入する」などと伝えた。

 ANAHDは19日朝、当社が発表したものではなく、本件に関して現時点では決定した事実はないとIR開示を行った。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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