著名な考古学者の遺品から捏造とみられる証拠品が発見

2018年3月16日 15:58

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 遺跡「チャタル・ヒュユク」を発見したことで知られる考古学者のJames Mellaart氏は2012年に86歳で亡くなったが、氏が発見したもののいくつかは偽物だった可能性が浮上している(LiveScienceNewsweekGIGAZINE)。氏はいくつかの偽の壁画を作り、それをあたかも自身で発見したかのように見せかけていた疑いがある。

 今年2月、考古学者のEberhard Zangger氏が2012年に亡くなったJames Mellaart氏の遺品を整理していたところ、Mellaart氏が発見したとされる壁画や彫刻などの「プロトタイプ」などが発見されたという。今後、これらからより大規模な捏造事件が明らかになる可能性もある。

 Mellaart氏はイスタンブール大学やロンドン大学で講義を行いながら、さまざまな信じられないような発見を行っていた。大きく話題になったものの1つとしては、Dorak affairと呼ばれる話がある。これは、Mellaart氏が1958年にトルコ・イスタンブールからイズミールへ向かう電車内で珍しい腕輪をはめた女性に遭遇したというものだ。Mellaart氏が彼女の家を訪れたところさまざまな歴史的遺物があり、Mellaart氏はこれらをスケッチしそれを発表したが、その後遺物どころかこの女性や女性の家すら見つからず、結局Mellaart氏の証言とスケッチ以外の証拠はなかったという。Zangger氏はこの事件についても疑いの目を向けており、50年以上もこういった詐欺的な行為を行っていたのではないかと見ているようだ。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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