2月15日のNY為替概況

2018年2月16日 06:14

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記事提供元:フィスコ


*06:14JST 2月15日のNY為替概況
 15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円85銭まで上昇後、106円04銭へ反落し、106円10銭で引けた。

米国の1月生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったため一時ドル買いが再燃した。しかし、スタグフレーション懸念の浮上や米国の財政赤字拡大懸念、ドル安政策への思惑にドル売りが継続したほか、本邦企業のレパトリ絡みの円買い観測に加え、麻生財務相の発言が引き続き円買いにつながった。

ユーロ・ドルは、1.2457ドルへ下落後、1.2509ドルまで反発し1.2500ドルて引けた。米国のインフレ指標が予想を上回ったため一時ドル買いが強まった。

ユーロ・円は、132円52銭まで下落後、133円14銭まで上昇。

ポンド・ドルは、1.4023ドルへ下落後、1.4104ドルへ反発した。

ドル・スイスは、0.9270フランから0.9211フランへ下落した。

    
[経済指標]・米・1月生産者物価指数(PPI):前月比+0.4%(予想:+0.4%、12月:0.0%←-0.1%)・米・1月生産者物価コア指数:前月比+0.4%(予想:+0.2%、12月:-0.1%)・米・1月生産者物価指数:前年比+2.7%(予想:+2.4%、12月:+2.6%)・米・1月生産者物価コア指数:前年比+2.2%(予想:+2.0%、12月:+2.3%)・米・2月NY連銀製造業景気指数:13.1(予想:18.0、1月:17.7)・米・2月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:25.8(予想:21.8、1月:22.2)・米・先週分新規失業保険申請件数:23.0万件(予想:22.8万件、前回:22.3万件←22.1万件)・米・失業保険継続受給者数:194.2万人(予想:192.5万人、前回:192.7万人←192.3万人)・米・1月鉱工業生産:前月比-0.1%(予想:+0.2%、12月:+0.4%←+0.9%)・米・1月設備稼働率:77.5%(予想:78.0%、12月:77.7%←77.9%)・米・2月NAHB住宅市場指数:72(予想:72、1月:72)・米・12月対米証券投資収支:+273億ドル(11月:ネット長期有価証券+575億ドル)・米・12月対米証券投資全体:−1193億ドル(11月:+335憶ドル←+338億ドル)《KY》

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