【業績でみる株価】学情は06年来高値圏、18年10月期2桁増収・営業増益予想

2018年2月2日 10:01

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 学情<2301>(東1)は、日本最大級の合同企業セミナー「就職博」開催など人材関連サービスを展開している。需要が高水準に推移して18年10月期2桁増収・営業増益予想である。株価は06年来の高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■合同企業説明会「就職博」開催など人材関連サービスを展開

 日本最大級の合同企業セミナー「就職博」開催など、新卒・中途採用支援を中心とする人材関連サービスを展開している。20代専門転職サイト「Re就活」や、朝日新聞社・朝日学生新聞社と資本業務提携した新卒向け就職サイト「あさがくナビ(朝日学情ナビ)」なども運営している。

■18年10月期2桁増収・営業増益予想

 18年10月期非連結業績予想は、売上高が17年10月期比10.3%増の62億円、営業利益が21.3%増の17億円、経常利益が18.3%増の18億円、純利益が1.6%増の12億40百万円としている。需要が高水準に推移して、2桁増収・営業増益予想である。

■株価は06年来高値圏、好業績評価して上値試す

 なお17年9月発表の自己株式取得(取得株式総数の上限40万株、取得価額総額の上限6億円、取得期間17年9月12日~18年1月31日)は、1月31日に終了した。取得株式数は10万株だった。

 株価は12月27日に06年来高値となる1931円まで上伸した。その後は利益確定売りが優勢になって1800円近辺で推移しているが、自律調整の範囲だろう。2月1日の終値は1742円、今期予想連結PERは約21倍、時価総額は約271億円である。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近して過熱感が解消した。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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