週足+2σは24040円辺りまで切り上がる/日経225・本日の想定レンジ

2018年1月9日 08:48

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記事提供元:フィスコ


*08:48JST 週足+2σは24040円辺りまで切り上がる
[本日の想定レンジ]8日のNY市場はまちまち。前週に主要株価が最高値を更新し、利益確定の売りが先行。しかし、米景気への楽観的な見方が根強いほか、今週から始まる10-12月期決算発表への期待が広がり、下げ幅を縮小する展開となった。ナスダック総合指数、S&P500指数が揃って最高値を更新した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比225円高の23945円。日経平均はバブル後の最高値を更新する格好だが、1992年1月高値が23800円処に位置している。これを突破してくると91年10月の戻り高値水準である25000円処が次のターゲットとして意識されてくる。ボリンジャーバンドでは一気に+3σレベルまで上昇しており、短期的には過熱感が警戒されやすいところである。しかし、昨年後半でのもち合いが長かったこともあって、バンドが横ばい推移だったため、想定されていた面はある。一方で、週間形状ではもち合いの中で13週線に接近しており、同線を支持線にもち合いを上放れた格好。ボリンジャーバンドでは+1σからの上放れにより、+2σに接近する形状である。+2σは24040円辺りまで切り上がっており、過熱感はそれほど警戒するところではない。23800-24100円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 24100円−下限 23800円《TM》

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