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豪ドル週間見通し:もみ合いか、11月雇用統計などが手掛かり材料に
記事提供元:フィスコ
*15:04JST 豪ドル週間見通し:もみ合いか、11月雇用統計などが手掛かり材料に
■伸び悩み、GDP下振れや貿易黒字縮小を嫌気
先週の豪ドル・円は伸び悩み。10月小売売上高が予想を上回ったことや、豪準備銀行(中央銀行)の声明でインフレ見通しが変更されなかったことから、豪ドル買いが一時優勢となった。しかしながら、7-9月期国内総生産(GDP)が予想を下回る伸びとなったことや10月の貿易黒字額が大幅に縮小したことから、豪ドルは伸び悩んだ。取引レンジ:84円67銭-86円20銭。
■もみ合いか、11月雇用統計などが手掛かり材料に
今週の豪ドル・円はもみ合いか。11月雇用統計(失業率など)が手掛かり材料になりそうだ。豪準備銀行(中央銀行)の声明では、成長やインフレの見通しは変わらなかったが、「家計消費の見通しが不透明要因」と指摘している。11月失業率が市場予想と一致した場合、早期利上げの可能性は低下し、豪ドルは買いづらい展開となりそうだ。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・13日:豪準備銀行(中央銀行)のロウ総裁が講演予定
・14日:11月失業率計(予想:5.4%、10月:5.4%)
予想レンジ:83円50銭-86円50銭《FA》
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